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水素ステーション併設のセブンイレブン 岩谷産業と。 FCVに追い風? [経済]

これは結構良いコラボなんじゃないですか。

セブンイレブンの店舗に水素ステーションを併設することで、

岩谷産業とセブン-イレブン・ジャパンが合意しました。


東京都と愛知県に来年秋までに各一店舗を展開する予定。

岩谷産業は、そのほかにも2015年中に18か所の水素ステーションを設置予定。

それに加え岩谷産業は、水素の販売価格を1キロ当たり1,100円にすると発表しており、

これは、同サイズのHVの燃費にほぼ匹敵し、資源エネルギー庁の、

「2015年にガソリン車並み、2020年にHV並みに」という目標をかなり前倒しすることになります。


折角、トヨタの「MIRAI」が発売され、来年度にはホンダもFCV発売予定なのに

水素ステーションの設置コストの問題や、水素の輸送コストの問題などで、

FCVの普及にはかなり時間が掛かるのかなと思っていましたが、

なんとなく、先が明るくなって来たんじゃないですか?


又、川崎重工業も国産初の水素液化システムを開発したと発表しましたから、

着々と、問題は解決されていきそうで、楽しみになってきます。


この調子で、官民挙げて取り組んでもらいたいですね。

なにせFCV、『究極のエコカー』ですから、今後世界で需要も膨らみます。

その時、日本がイニシアチブをとっておいてほしいですものね。


タカタ 欠陥エアバッグ 広がる「調査リコール」 [経済]

タカタの欠陥エアバッグのリコール問題。

当のタカタの対応の不味さが、どんどん問題を深刻にしているようです。


トヨタは、第三者機関による調査を提案しこれに対し、

ホンダをはじめ他メーカーも賛同している。

もはや、各自動車メーカーも、自社の信用の失墜を懸念して

手を打たざるを得ない段階に来ている。


そして日本政府、国交省、経産省も日本の産業への信頼の低下を

そろそろ深刻に心配しなければならない事態だとして、

調査リコールを自動車メーカーに要請する方針。


ただこれについては、法的に拘束力がないため、

どこまで実効性があるのか定かではない上、

費用負担の問題など、不透明な部分も多い。


以前の米国におけるトヨタの「予期せぬ加速問題」での

リコールを乗り切って、見事に信頼を回復した例のように、

積極的で誠実な対応こそ、タカタが立ち直る最良の策だと思うのですが。

せめて、トップが姿を見せて説明をせる姿勢は必要ではないかと。

ニチレイフーズが冷凍食品の値上げ発表 [経済]


ニチレイフーズは今日、冷凍食品を値上げするとは発表しました。

売上高に占める割合では70~80%にあたる商品に及ぶそうでかなり大規模です。


ここの所、その他の食品メーカーも軒並み値上げを発表しています。

アイスクリームなんかも、ほぼ全種類ではないかと思うほどです。


先日、バターが無いというお話をしたばかりですが、

どうやら乳製品全般が世界規模の不足に陥っていて、

その為、全ての乳製品が値上がりしているようですね。


その大きな理由としては、徐々に新興国も豊かになり、

今まで、経済的に乳製品をほとんど消費することの無かった人たちが

だんだんとそれらを必要とするようになったことから、

世界的な品不足になっている事。


勿論その他の食品原料も、多かれ少なかれ同じ状況の様です。


毎日をこの日本と云う国に暮していると、つい忘れてしまいそうですが、

最近になって、ようやく乳製品を口に出来る様になったという国がある事。

勿論、未だに飢えに苦しむ子供たちたくさん存在するという事。

折に触れ、肝に銘じないといけないと、改めて思います。


「値上げだ」 「消費税だ」 と文句を言ってられる幸せ。

この国暮らしていることに 感謝 感謝。

バター不足 クリスマスも近いのに洋菓子店は大丈夫なんでしょうか? [経済]


バター不足が最悪の状態の様ですね。

私自身、食料品の買い物をすることがないので、実感はありませんが、

家内に聞くと、「見つけたら兎に角買っとく」って状態だとか。

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毎年クリスマスが話題に上り始めるこの時期、バター不足になっているのに、

今年はそれ以前から、ずいぶんとニュースで「バターが無い」と報じられていました。

今年のクリスマスケーキ、大丈夫なんでしょうか?


農水省も、品不足懸念から、バターの価格が上昇するのを抑えるためとして、

5月に7000トン、9月にも3000トン、合計1万トンの緊急輸入を決め、

2000トンはすでに輸入されていて、今月中にはさらに5000トン、

来年3月までに3000トンが輸入される予定だそうだ。


そもそもなぜこんなにバターだけが不足するのか?

先ず第一に原料の生乳の生産量が減少していること。

酪農家の軒数は年々減少しています。

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輸入に頼らざるを得ない飼料の価格の上昇などで、採算が合わない。

又、酪農はスケールメリットを期待しにくい業種だそうで、

仮に後継者がいても、継がせるつもりはないというのが現状の様です。


そしてもう一つは、バターは保存がきくことがっ原因の様です。

牛乳や生クリームは腐りやすいため、生乳はこれらに加工され、

生乳が余るような状況の時にそれをバターや脱脂粉乳に加工するという、

いわば需要と供給の調整役になっているのがバターで、

その為、常に生乳の供給量が不足している状況では、

バターへの加工には回されないという事なんですね。


そして、今年が特に生乳の供給量が少ない原因として、

去年、2013年の夏が猛暑だったことによるそうです。

牛は暑さに弱く、乳の出る量も減ってしまい、回復するのに

1年くらいかかってしまうそうです。

その為、去年の暑さの影響で、今年前半も搾乳量が減ったという事の様です。


クリスマスと云えばまずはケーキが必要です。

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実は洋菓子店さんはバター不足を見込んで、

早い内からちゃっかりとストックしてましたって事はないんでしょうか?

そう云う事だと安心なんですが。

電力大手5社、条件付きで太陽光など再エネ買取再開 [経済]


大きな問題になっていた再生エネルギーの買い取り受付中断問題。

中断していた電力大手5社が、条件付きで買い取り受付再開の検討を始めたようです。


条件とは、取敢えず認定だけ取っておいて、いつまでも発電を開始しない事業者の排除や

太陽光からの送電の中断や、発電量を制限する制度が導入されることの様です。


九州電力はすでに10月から、50キロワット以下の小規模事業者については、

買取の受付を再開していますが、条件が整えば早くて年内にも再開する見通し。


他の4社、北海道、東北、四国、沖縄も条件が満たされれば再開する方向で検討しているようです。


そもそも、国の当初見通しの甘さから大きな混乱を招いたこの問題。

勿論、当初の計画通り推し進めてしまえば、消費者の負担が大きくなってしまいますし、

かと言ってこのまま買取の受付を止めてしまう訳にもいきません。


どうか程よいランディングポイントを見つけてもらいたいものです。

ホンダ 相次ぐリコール 重ねて タカタのエアバッグ・・・ うまく乗り切ってほしい。 [経済]


ロイターに記事によると、ホンダでは歴代の社長、吉野浩行氏と川本信彦氏が

相次いで、伊東孝紳社長を訪問して、今回のリコール問題などに関連して苦言を呈したそうです。

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確かに、主力の看板車であるフィットで1年の内に5回、

兄弟車のヴェゼルでも9か月の内に3回と云うリコールは前代未聞ですから、当然の事でしょう。


それに追い打ちをかけているのが、タカタのエアバッグのリコールですから

伊東社長もさぞ頭の痛い事だろうと思います。

タカタのエアバッグに関しては2008年以降今回ですでに10回目のリコール、

台数が、自主回収も含めた数字で、950万台に達するそうで、

追い打ちと云うより、以前からの問題と云うべきでしょうか。


それらの対応に追われる事と、新たなリコールをこれ以上出せない事から

新型車の品質の再チェックも必要になり、新車の発売時期にも多大な影響が出て、

なお一層マイナス要因は増えていくばかりです。


先日の新型レジェンドの発表会でも、今回のリコール問題に関する質問に対し、

時間をかけて、世界販売目標の600万台越えより、

現状は兎に角、品質の向上の目標に取り組むことを説明しました。


一部には今回のこの問題は、部品メーカーを従来からのグループ企業から

もっと大きな企業に替え、コストダウンを図ろうとした、

伊東社長の戦略に端を発しているのでは? と云う声も出ているようです。



そういえば、トヨタも2009年~2010年、アメリカでの急発進問題で、

かなり苦しんだのを思い出します。


ホンダも今回の問題をうまく乗り切ってもらいたい。


そして気持良く、来年のホンダF1復帰を楽しみたいですから。

タカタエアバッグ リコール 株価下落 倒産も有り得る? [経済]

エアバッグのリコールで問題になっている タカタ。

また新たな別の不具合が発覚したようです。

それでなくても、度重なるリコールは、

とっくに想定の範囲を大きく超えている筈ですから。

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そして、タカタの株価は、1月の初年度来高値3300円に対し

10月31日の終値で、1421円まで落ちてます。

2000円近く吹き飛んで、今後もどうなるやら。

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それこそ倒産の話まで囁かれたりして。


そうなると、日本の自動車メーカーも大変な事になるでしょうから、

何れにしても、何らかの形でそれは回避されるんでしょうが、

世界中にかなりの影響があることは間違いありませんね。


それより気に掛かるのは、「日本の産業全体に対する信用が落ちないか?」

と云う事です。


もう米国では、そんな話が出てるようですし、

世界中のライバルたちは、ここぞとばかりに

ネガティブキャンペーンを展開してきそうで・・・。


そんなことが異常に特異な国もありますし。


ともかく、今回の事はタカタだけがどうこうにとどまらず、

日本中の、部品産業、いやもっと広く、

日本の産業全体に対する信用の低下を招くように思います。


世界のシェアを分け合うような企業は、

やはりそれなりの覚悟を持っていて戴きたいものだと、

今回のこの問題で、そう思う次第です。

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