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新種発見で話題の最強の生物 「クマムシ」 とは? [科学]

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南極で、新種が発見されたことをきっかけに、話題になってる「クマムシ」

とんでもない生命力を持つ、最強の生物だと言われますが、その正体は?


4対8本の肢でのそのそと動き、姿がクマに似ていることから、

「クマムシ」と名付けられた、分類上、緩歩(かんぽ)動物です。

日本の陸上で70種類以上。世界では20,000種類以上が確認されていて、

体長は、小さいものでは、0.1mmから大きいものでも1.7mmと極めて微細な生物です。

主に水辺で、苔の中に棲み、有機物や植物の細胞液を餌にしており、

中には、肉食の種もいるそうです。


image.jpg


拡大してみると、凄い姿です。

そしてなんといっても、ホントに凄いのはその生命力です。

もともと、体の表面が濡れていないと生きていられないクマムシは、

周囲が乾燥してくると、身体から水分を発散させ、

身体を縮めて、樽型になり乾燥に耐える。

樽状になった姿がこちら、


images.jpg


この姿になると、驚異の耐性を発揮する。


温度に対しては、ほぼ絶対零度、マイナス273度からぽラス150度まで。

電子レンジにかけられても耐える。


圧力に対しては、真空状態から75,000気圧まで。


ⅹ線に対しては、人間の致死量の1000倍以上に耐える。


そして紫外線などにも極めて強い。


現にヒマラヤのひょうこう6600メートルあたりや、

4500メートルの深海で発見されている。


ただこのクマムシも、通常の環境では、3か月程度の寿命だそうだ。

生物の神秘に驚かされるばかりです。

しかも、あなた家の庭に生えてる苔の中にもいるんですよ。



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