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アメリカ海軍 レーザー兵器の威力は? [科学]

レーザー兵器、レーザー砲が少し話題になってましたので、

今月10日、米軍はレーザー兵器の発射実験の成功したと発表。

この実験、ペルシャ湾に配備されている、米海軍の輸送揚陸艦、

「ポンス」に搭載されたレーザー砲により、数か月に渡って行われ、

小型船舶や、無人飛行機などを標的として使用。

小型船舶上の標的に命中する様子や、無人飛行機を撃墜する様子が公開されている。

しかもこのレーザー砲を操作するために使ってるのは、

テレビゲームのコントローラーの様です。

その映像がこちら。 (初めにコマーシャルが流れます)





我々にとっては、SF映画の様ですが、考えてみるとやっとこの段階なのかという感じですよね。

レーザー砲はそれこそ何十年も前から、アニメ、映画などに当然のように登場してました。

しかし今ようやく実験をしている段階なんだなと、改めて驚きますね。

やはり現実的には技術的にかなり多くの関門があったんでしょう。

このレザー兵器は未だ大きな標的の攻撃に使用できるほどの威力はないようですが、

徐々にそれも可能なものにしてゆく予定とか。

またこのレーザー砲、一発の発射に掛かる費用は1ドル以下で、

砲弾やミサイル兵器などに比べ格段にコストが削減出来るそうです。

そして2020年代には、試作機の実戦配備を目指している様子。


海軍に有ればやはり空軍にも、



勿論陸軍も



日本で生活する我々からすると、非現実のように感じますが、

こういった兵器を日々開発しているのが世界の現実です。

それらが必要でなくなる日が来ることを祈ります。

新潟工科大学の除雪ロボット 「ゆき太郎」 いったい価格はいくらなんだろう? [科学]


皆さんもうご覧になられましたか。

海外でも「ムダにカワイイ!」と話題になっているという、

除雪ロボット「ゆき太郎」。

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昨日ご紹介したマツダ「CX-3」のカッコよさの対局を張るマシンです。

見た目はとてもファニーですが、中身は文字通りの「マシン」。

例の売れ筋商品「ルンバ」なんて目じゃありません。

GPSによる自律走行は当然として、

最近、自動車業界がやっと実用化した「安全運転支援システム」完全装備です。

超音波センサー、レーザーセンサー、そして全方位カメラと万全です。


勿論、本来の除雪機能の高さは言うに及ばず、

除雪した雪を取り込み、固めてブロックにしてくれ、

しかもそれを指定した場所にまとめる。

まさに、完璧なマシンの様です。



価格がいくらなのか?大変気に掛かるのですが。

ゆき太郎のホームページ

http://www.niit.ac.jp/mcehtml/news/yukitaro.htm

サードインパクトか!? オーストラリアの雲がtwitterで話題になってますが [科学]


Twitterで今月3日にオーストラリアのビクトリア州で撮影された

「ヤバそうな雲」が話題になってるようです。

ホールパンチ雲とか穴あき雲などと云われるものだそうです。

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見た目の極めて特殊な感じから、UFOなどと騒ぎたくなる気持ちはわかります。

調べてみると、ロシアやアメリカでは時々観察され、

映像も数多く紹介されていて、そんなに特殊な現象ではないようです。

日本でも過去に確認された事例もあるようです。


その発生のメカニズムは、中央の穴のように見える部分は

氷の粒が落下している状態で、周囲の鱗雲の部分は

上昇気流によって水蒸気が発生している状態。


氷の方が水蒸気に比べ 「飽和蒸気圧」 が小さく、

それにより周囲の水蒸気をどんどん引き寄せて取り込んで成長し、

やがて重くなり落下していく過程で、温度の上昇により、

融けて雨となっている状態だという事です。


その発生条件は、2層以上の雲の層の上層の雲から

氷の粒が成長し重くなって落下して来ることを発端としているようです。


飛行機の通過した後にも帯状の穴が出来ることがあるようですが、

それが引き金となって、ホールパンチ雲が出来る訳ではないようです。

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しかしこんな雲実際に見るとホントに 「何か嫌な予感」 を感じてしまいそうですね。

富士フィルム 「アビガン」 エボラ治療効果で 「グローバル承認」 株価もより上がる? [科学]


富士フィルムホールディングスガ明らかにした所によると、

関連会社、富山化学工業の抗インフルエンザ薬 「アビガン錠」 の

エボラ出血熱への治療効果が 「グローバル承認」 される見通しとなった。


「グローバル承認」とは?


どうやら、今回の臨床試験には、世界保健機関(WTO)も関わっていて、

この臨床試験において、効果が実証されれば、緊急措置として、

国際的な承認が得られるという事の様だ。


その臨床試験とは、以前より報道されていた、

フランス政府とギニア政府がギニア国内において、

エボラ出血熱の患者60人に対して、今月中旬から行うもので、

すでにギニアに日本政府から300人分の 「アビガン錠」 が届けられている。


又、この「アビガン錠」のエボラ出血熱に対する治療効果は、

ヨーロッパ4か国(ドイツ・スペイン・ノルウェー・フランス)において、

4人のエボラ出血熱患者が回復しており、

その効果は、かなり期待を持たれている。


今、深刻な状況の西アフリカ地域に対しては、日本政府が、

緊急経済協力を決めていて、この 「アビガン錠」 の提供も

政府が富士フィルムから買い上げて提供する形となる。

又、先進国からも 「備蓄」 としての引き合いが有り、

そちらは、富士フィルムから直接販売する形になる。


何れにしても、富士フィルムの株は増々上向きです。


勿論、株価のこと以上に、

この薬がこの忌まわしい 「エボラ」 に対抗出来得ることが証明され、

一刻も早く、この状況が改善されることを祈るばかりです。

シカゴ大 中村祐輔教授 新しいがん細胞狙い撃ちの分子標的薬発見 [科学]


がんペプチドワクチンの発明で有名な中村祐輔教授が、

がん細胞を狙い撃ちする分子標的薬の新たな候補を発見したそうです。


今回発表されたのは、30万種類の化合物の中から探し出された

2種類の低分子化合物で、

これらはTOPKと云う、がん細胞の増殖において

重要な役割を果たすたんぱく質を正確に探し出し、

そのはたらきを極めて強く阻害出来るそうです。


又、このTOPKは肺がんや乳がんなども含め、多くのがんで非常に多く見られ、

その上、正常な細胞ではほとんど見られないため、

この化合物は、多くのがんに適応しながら、

副作用の可能性は、極めて低く抑えられるようです。


すでにこの化合物は、人のがん細胞の様々な種類を死滅させることが確かめられ、

又、人の肺がん由来の細胞を移植したマウスの実験でも

その細胞が完全に消滅することが確かめられています。


来年秋ごろから、人での臨床試験も開始される予定だとか。


1日も早く実用化されて、多くのがん患者の希望の光となる事を期待します。



余談ではありますが、がんの世界的権威で、

日本での数々の輝かしい経歴をお持ちの中村祐輔教授。

残念ながら、「もう日本には戻らない」と断言されているそうです。


日本の素晴らしい頭脳がなぜ日本国内で輝けないのか?


先日、ノーベル賞を受賞した中村修二教授もそうですよね。

アメリカ国籍を取得しています。


こういう方々が思う存分、力を発揮できる土壌を早く作らないと

今後日本では優秀な才能が育たなくなります。

そろそろこの問題と正面から向き合う時ではないでしょうか?

「アビガン」 エボラ出血熱の治療薬として、増々の期待 [科学]

富士フィルムのグループ会社である、富山化学工業株式会社が開発した

「アビガン錠(ファビピラビル)」が追加生産されるそうです。


各国政府からの提供依頼やこれからのエボラ出血熱治療に

使用される機会が増えるであろうことへの対応の様です。


フランスでは、すでにエボラ出血熱に感染した看護師に「アビガン」が投与され、

治癒し、退院しています。


ドイツでも、患者に投与されています。


又、スペインでは、マドリードの病院に入院していた、エボラ熱感染患者が

ウイルス検査の結果、陰性となり、政府が快方に向かっていると、19日に発表しました。

この政府の発表には含まれていませんでしたが、

エル・ムンド紙が、治療には「アビガン」が使われたと報道しています。


そして、11月中旬には、フランス政府とギニアが、

「アビガン錠」の臨床試験をギニア国内で始める予定だそうで、

効果が確認されれば、増々需要が高まりそうです。


それと、今日またエボラに関する、気になる報道もありました。


エボラウイルスが、突然変異を繰り返す事により、

感染力がより強くなる可能性もありうるとの事。


エボラウイルスは、空気感染はせず、

感染していても、具合が悪化しない限り、

他へは感染しないことが知られていますが、

それが変わってしまう可能性もあると。


なんせウイルスですから、.増殖の速度は物凄く、

当然その分、変異のおこる可能性も極めて高い訳ですから、

兎に角、今回の西アフリカでの感染を

一刻も早く収束させることが、重要だと云う事の様です。


今回のこのエボラ出血熱の件、今までのものとは

どうも様子が違うようです。





新種発見で話題の最強の生物 「クマムシ」 とは? [科学]

南極で、新種が発見されたことをきっかけに、話題になってる「クマムシ」

とんでもない生命力を持つ、最強の生物だと言われますが、その正体は?


4対8本の肢でのそのそと動き、姿がクマに似ていることから、

「クマムシ」と名付けられた、分類上、緩歩(かんぽ)動物です。

日本の陸上で70種類以上。世界では20,000種類以上が確認されていて、

体長は、小さいものでは、0.1mmから大きいものでも1.7mmと極めて微細な生物です。

主に水辺で、苔の中に棲み、有機物や植物の細胞液を餌にしており、

中には、肉食の種もいるそうです。


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拡大してみると、凄い姿です。

そしてなんといっても、ホントに凄いのはその生命力です。

もともと、体の表面が濡れていないと生きていられないクマムシは、

周囲が乾燥してくると、身体から水分を発散させ、

身体を縮めて、樽型になり乾燥に耐える。

樽状になった姿がこちら、


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この姿になると、驚異の耐性を発揮する。


温度に対しては、ほぼ絶対零度、マイナス273度からぽラス150度まで。

電子レンジにかけられても耐える。


圧力に対しては、真空状態から75,000気圧まで。


ⅹ線に対しては、人間の致死量の1000倍以上に耐える。


そして紫外線などにも極めて強い。


現にヒマラヤのひょうこう6600メートルあたりや、

4500メートルの深海で発見されている。


ただこのクマムシも、通常の環境では、3か月程度の寿命だそうだ。

生物の神秘に驚かされるばかりです。

しかも、あなた家の庭に生えてる苔の中にもいるんですよ。

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