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シカゴ大 中村祐輔教授 新しいがん細胞狙い撃ちの分子標的薬発見 [科学]

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がんペプチドワクチンの発明で有名な中村祐輔教授が、

がん細胞を狙い撃ちする分子標的薬の新たな候補を発見したそうです。


今回発表されたのは、30万種類の化合物の中から探し出された

2種類の低分子化合物で、

これらはTOPKと云う、がん細胞の増殖において

重要な役割を果たすたんぱく質を正確に探し出し、

そのはたらきを極めて強く阻害出来るそうです。


又、このTOPKは肺がんや乳がんなども含め、多くのがんで非常に多く見られ、

その上、正常な細胞ではほとんど見られないため、

この化合物は、多くのがんに適応しながら、

副作用の可能性は、極めて低く抑えられるようです。


すでにこの化合物は、人のがん細胞の様々な種類を死滅させることが確かめられ、

又、人の肺がん由来の細胞を移植したマウスの実験でも

その細胞が完全に消滅することが確かめられています。


来年秋ごろから、人での臨床試験も開始される予定だとか。


1日も早く実用化されて、多くのがん患者の希望の光となる事を期待します。



余談ではありますが、がんの世界的権威で、

日本での数々の輝かしい経歴をお持ちの中村祐輔教授。

残念ながら、「もう日本には戻らない」と断言されているそうです。


日本の素晴らしい頭脳がなぜ日本国内で輝けないのか?


先日、ノーベル賞を受賞した中村修二教授もそうですよね。

アメリカ国籍を取得しています。


こういう方々が思う存分、力を発揮できる土壌を早く作らないと

今後日本では優秀な才能が育たなくなります。

そろそろこの問題と正面から向き合う時ではないでしょうか?


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