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エボラ出血熱、富士フィルムの「アビガン」で治る?

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エボラ出血熱の感染に歯止めがかからないようですね。



そんな中、富士フィルムの子会社、富士化学工業株式会社の開発した、

「アビガン錠200mg(一般名:ファビピラビル)が注目されています。



「アビガン」は富士フィルムが抗インフルエンザウイルス薬として開発し、

日本では、今年3月インフルエンザ治療薬として薬事承認を受けています。



今回、注目されたのは、リベリア共和国で医療に従事していて感染し、

その後、フランスへ搬送された女性看護師に投与するため、

フランス政府が依頼し、日本政府と富士フィルムがそれに応えた形で提供され、

他の未承認医薬品と併用する形で投与され、回復、退院に至ったことから。



そもそも、この「アビガン」が、エボラ出血熱に効果があるのではないかと、

期待されるに至る抗ウイルスのメカニズムは、

ウイルスが細胞内で遺伝子を複製するのを阻害して増殖するのを防ぐと云うもの。


図解すると、下のようになるそうです。


e3e6ec45-s.jpg


ウガンダの患者に、「アビガン」の単独の投与もされたそうで、

その結果に注目が集まっています。



是非、「アビガン」がエボラ出血熱に効果を発揮し、

救世主となってくれる事を期待したいですね。




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