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建設業労働者不足? いや、それ以外でも人手不足 [社会]

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様々な業界で、最近人手不足が言われています。

消費税8パーセントの影響で、当初の大方の楽観的な見方に反し、

経済状態が上向かないといわれる一方、

建設業、外食産業、運送業、その他多方面で労働力が不足していると

問題になっているようです。



牛丼チェーンの夜間営業停止や、公共建設工事の入札不調など

人手不足に起因するニュースを頻繁に耳にします。



実は私も、個人事業主として、建設関係の仕事をしておりますので、

建設業の人手不足について、少し考えてみたいと思います。


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特に建設業関連では、東日本大震災以降の復興需要もあり、

もともと、人材確保が難しい状況でした。



そしてここに来て、アベノミクスで公共事業の増加、

東京オリンピック招致決定等、ますます人材確保は難しくなりそうな状況です。



そもそも建設業界は、バブル崩壊以降、深刻な人余りの状況が続いていました。

新規採用が減らされていくのと並行して、賃金も低下し、

それでなくとも、「きつい」 「きたない」 「きけん」 と

3拍子のそろった3Kの代表だった訳ですから、

人が離れていくのは当然の成り行きです。



「最近の若い者は・・・・」なんて言うつもりは毛頭ありませんが、

若者が敢えて建設業界を選ぶ理由がありません。



その上、気になるデータとして、

1995年と2010年の比較で、55歳以上の建設業労働者は、

153万人(1995年)に対し、156万人(2010年)とほぼ変化がないのに対し、

54歳以下の労働者は100万人減っており、

2013年の55歳以上の労働者の全体に占める割合が、

34%に達したという事です。



これは、今後急激に更なる労働人口の全勝が起こるという事です。


一部に、復興需要と東京オリンピックのインフラ整備の需要がひと段落すれば、

この人手不足も収束するという見方があるようですが、

そう云う訳にはいかないのではないかと思えてなりません。



全産業労働者に比較しての建設業労働者の年収は、

80%いかかだという事ですから、今後改善されていかなければ、

この業界の行く末は暗いままです。



確かに私自身の仕事の状況を見ても、贅沢さえ言わなければ、

コンスタントに仕事はありますから、そういう意味では助かりますが・・・。



後は、徐々に建設業の収入がアップしていくことに期待して。

勿論、そのためには日本全体が活力を取り戻してもらわないといけません。

明るい未来に向かって、頑張りましょう。







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