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フランス パリ ディーゼル車全面禁止? [社会]

パリのイダルゴ市長は、2020年までに

ディーゼル車の市内での運行を全面禁止する考えを明らかにした。

加えて歴史的な建造物の多い、市の中心部の4つの区では

車の乗り入れそのものを規制するとした。


パリの街中は、ヨーロッパの中では特に車が多く

以前より大気汚染が深刻なところではあるようだが、

今、ディーゼルをやり玉に挙げるのは、どうなのか?


そもそも、トヨタやホンダが懸命にハイブリッドを開発している時、

ヨーロッパのメーカーは、それには大きな関心を見せず、

次世代ディーゼルの研究に力を入れていた。

勿論、その中心はドイツのメーカーなのだが。


そして最近になって、そのドイツのメーカーをはじめ、

マツダも、次世代ディーゼルを販売の主力に据えるところまで来ている。


もともと、ディーゼルの開発に各社が力を入れたのは、

燃費などの経済性の面もさることながら、最大の理由は

CO2の排出量がガソリンエンジンに比べ少なく、

地球温暖化を抑制する観点からも優れているからだったはずだ。


確かに、最新のクリーンディーゼルをもってしても、

粒子状物質等の排出量はガソリンエンジンには敵わないが。


何れにしても、もしEV以外は禁止だというなら、

まだ納得も行くが、『ディーゼル車』だけだとするなら、

何か別の目論見があるのではと、勘ぐりたくもなってくる。

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